EFS には 2 つのモードがあります: バーストモード(汎用)とプロビジョンドモード。
バーストモードは、使用されているストレージの量に基づいてトラフィックを自動的に調整し、一時的なトラフィックの増加に対応できます。バースト可能な帯域幅はトラフィックの使用状況によって異なり、最低 105 Mbps のバーストが可能です。ただし、1 秒あたりの読み取り/書き込みリクエストの数には制限があり、制限を超えるとスループットが低下する可能性があります。
プロビジョンドモードでは、ボリュームのスループット、最小/最大/バースト、および書き込みスループットを設定できます。読み取りスループットは書き込みスループットの 3 倍です。プロビジョンドモードはトラフィックに基づいた自動スケーリングはありませんが、スループットの設定に基づいて必要なトラフィックに対応できます。
バーストモード(汎用)の注意事項と対策
注意事項 1: バーストクレジット
バーストモードは、ファイルの読み取り/書き込み操作から蓄積されたクレジットを消費し、NAS 上のデータ使用状況に基づいてクレジットを補充します。バーストモードの最低速度は 105 Mbps です。ただし、バーストクレジットが枯渇すると、スループットの性能が著しく低下し、マウントシステムからのファイル参照がタイムアウトする場合があります。
確認方法:
バーストクレジットの枯渇を避けるためには、以下の対策を取ることができます:
注意事項 2: リクエスト制限
バーストモードに大量のデータを配置してクレジットの回復速度を加速するという戦略を採用しました。
$ dd if=/dev/zero of=10GB_file_1 bs=10240k count=1000